脳若トレーニングの体験記

 

備えあれば憂いなし(山下礼子)

             

私は昨年ついに後期高齢者となりました。その時を前後して「六十歳以上の四人に一人は認知症予備軍」と、盛んにテレビ等で報道されていました。

何とか予防出来ないものかと色々考えました末に、方法は①運動、②栄養、③脳トレではないかという結論に至りました。

運動は二十五年前の首の頸椎手術後、ほとんど何もしていませんでした。それに腎臓が悪いので激しい運動は控えるようにとの市の保健師から助言がありました。

何か良い方法は無いものかと思案していましたら、市から「いしずえ荘」の筋肉トレーニングを紹介されました。一年前から週二日通っています。

それと近所の友人と朝三〇分弱散歩しています。これらの運動が功を奏したのでしょうか「いしずえ荘」での三か月に一度の

筋力測定では段々と数値がアップしてきています。

栄養はバランスよく何でも食べていますが、血液サラサラに効果ありの「アマニ油」を毎朝小さじ一杯パンに塗って食べています。

脳のトレーニングは、パソコン教室「アムリタ」が一年前開講した「脳若トレーニング」に週一回通っています。

此の教室は、我が国では初めての認知症でない人の脳のトレーニング教室です。関東・東北から視察に来られています。

又、テレビRKB「今日感テレビ」でもその様子が放映されました。

毎週マウスを使ってパソコンで①計画力②記憶力③注意力④見当力⑤空間認識力の五項目のデーターをまず採ります。

これで自分の脳の状態を正確に把握することが出来ます。

その後、講師の指導でワイワイ、ガヤガヤと笑いながら面白可笑しく、毎週異なる内容をトレーニングしています。

授業の途中でアイパッドを使用します。

初めはドキドキ、マゴマゴしましたが慣れてくると大変面白いモノです。

この器具は持ち運びが可能なので病院での待ち時間や退屈な時とかに,

ゲームや漢字の書き取りなど出来て大変重宝します。

もし病気して入院した場合などの時間つぶしには最適と思われます。目標はあくまでも現状維持です。

昨年の秋「物忘れ外来」を受診しました。今のところ大丈夫とお墨付きをもらいました。

しかし誕生日ごとに受信しようと思っています。発病するまでに二十年あるとい言われています。二十年後は九十五歳です。

一年前の今頃は夫から「ほら!忘れている!危ないなー」と叱られていたものですが最近は、それが半減致しました。

夫は「なぜ?」と不思議がっています。老いは背後から駆け足で必ずやって来ます。

少しでも遅らせて、楽しくワイワイと愉快に残りの日々を過ごせたら「いいなー」と願っています。